高津川クラインガルテン  飲料水

  • 2013.05.27 Monday
  • 10:09
 国営農地開発地に建設が予定されている「高津川クラインガルテン及び市民農園開設事業」の飲料水として予定されていた周辺の井戸水から、基準値を超えるヒ素やマンガンが検出されたため、飲料水の確保をどのように対応するのか2つの方法について検討が行われてきました。

 1つは井戸水を浄化し、滅菌する施設を整備する方法です。
 この場合、汚水処理に関する工事費のみで1億7百万円。別に浄水場内整備、造成、建築、基礎工事を含めると2億円は超える事業費になり、さらに、今後の維持管理に年間150万円かかるという結果が報告されました。

 そのため、もうひとつの手法である簡易水道を敷設する手法が有力となりました。

 2つ目の簡易水道を敷設する手法については20通りの案が検討されました。一番有力なのは小野簡易水道から高置水槽方式(自然流下)の手法により水道管を敷設する方法で、事業費が7千8百万円であることが示されました。

 当初の予算にさらに約8千万円の簡易水道敷設費が必要になります。「当初予算6億円(土地代含まず)」

 そもそもこの事業は、滞在型の市民農園10区画、滞在施設(ラウべ)10棟、日帰り市民農園50区画、管理棟の建設、自然エネルギー活用等の建設整備を、交流人口の増加をはかることを目的に計画されたのものです。

 建設整備事業費は約6億円です。この建設整備費費の内、2分の1は「農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業」を活用し、残りの2分の1は過疎債を活用する予定です。

 この他に、予定地(所有・益田市土地開発公社)の購入費用、利息込みで1億8千万円を起債で購入する予定でした。しかし、土地開発公社が8月に解散する予定であるため、解散後の土地は市の所有になります。そのため、土地の購入費用は不要になりました。

 しかし、公社の借入金は市が「第三セクター等改革推進債」を活用して整理するので、どこの財布から出すのかの違いはあれ、結果は市が負担することに違いはありません。

 仮に、小野簡易水道より飲料水を確保した場合の事業費は交付金の対象となるかどうかは、今後の国との協議によります。

 交付金の対象外となった場合は、一般財源、もしくは何らかの起債を活用しなければなりません。

 また、水道事業は特別会計によるもので、水道事業そのものは市民の水道料金で賄われています。クラインガルテンの予定地に新たに水道が敷設された後の管理は、水道事業にかかってきます。こうした新たな事業により水道料金の値上げも十分に起こりうることです。

 本来であれば、飲料水と見込んでいた井戸水が飲料可能なのか調査を行ってから場所の選定をすべきだったのです。

 この事業は、経済委員会の1回の調査会のみで、次は予算の議決という乱暴な進め方で推進されたものです。

 飲料水の問題を機会に、再度場所の選定も含め、事業の見直しを行うべきではないでしょうか。
コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM